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Webディレクションってどんな仕事?

user DeBoマガジン編集部2023.04.12

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Webディレクションってどんな仕事?

Webディレクションとは、Webサイトの構築や管理を担当する仕事で、Webディレクターが主に行い、「ディレクション」「ディレクション業務」と呼んだりもします(会社によっては違う言い方があるかも!)。今回はこのWebディレクションについてご紹介したいと思います。

Webサイトの戦略立案

Webディレクターは、Webサイトの目的やターゲットユーザーを考慮しながら、サイトの戦略を立案します。この戦略には、サイトの設計や開発だけでなく、メンテナンスなど長期的な計画が含まれます。具体的な戦略として、コンテンツ戦略、マーケティング戦略、SEO戦略、SNS戦略なども含まれますが、会社によっては、運用自体には別の担当が付く場合もあり、その場合は担当者と連携して立案していくことになります。

Webサイトの設計

Webディレクターは、Webサイトの設計を行います。この時に作る設計図をワイヤーフレームと言います。ワイヤーフレームには、Webサイトのレイアウト、ナビゲーション、ページの構造、画像やビデオの配置などが含まれます。また、設計には、ユーザビリティ、アクセシビリティ、視覚デザイン、検索エンジン最適化(SEO)なども重視する必要があります。

デザイナーによるデザインで補足される部分もありますが、構成的なデザインはWebディレクターがしっかりと設計していく必要があります。

Webサイトのマーケティング

Webディレクターは、Webサイトのマーケティングを担当します。この作業には、Webサイトのプロモーション、ソーシャルメディアのマーケティング、コンテンツマーケティング、リスティング広告の作成、SEO対策などが含まれます。

Webディレクターは、最も適切なメディアを選択し、効果的なマーケティング戦略を立て、エンドユーザーにアピールするコンテンツを作成する必要があります。

Webサイトのアクセシビリティ

Webディレクターは、Webサイトのアクセシビリティにも注意を払う必要があります。アクセシビリティには、障がい者に配慮したWebサイトの設計や開発、視覚的・聴覚的・運動的に障害のある人々がWebサイトを利用しやすいようにするための機能の実装などが含まれます。

Webディレクターは、すべてのユーザーがWebサイトを快適に利用できるようにするために、アクセシビリティに対する知識を備える必要があります。

Webサイトの開発

Webディレクターは、設計したWebサイトを開発するのですが、デザインを作ったり、原稿を作ったり、Webサイトのかたちにするためには、ライター、デザイナー、プログラマーなど様々な専門スタッフの力が必須です。彼らは、執筆やデザイン、HTML、CSS、JavaScript、PHPなどのプログラミング言語を使用したWebサイトの実装を行います。

そのため、Webディレクターは設計した内容を正確に伝え、各スタッフの予算・進行管理もすることになります。そして、出来上がった成果物のチェックや修正指示もする必要があるため、校正、Webデザイン、Web開発のスキルも持っていることが望ましいです。

Webサイトのメンテナンス

Webディレクターは、Webサイトのメンテナンス、保守管理を担当します。この作業には、サイトのバグ修正、新しいコンテンツの追加、データベースの管理、サイトの更新などが含まれます。

Webディレクターは、常にサイトの正常な動作を保つためにクライアントの事業状況やITトレンドを把握し、常にアップデートを行う必要があります。

クライアントとのコミュニケーション

Webディレクターは、クライアントとのコミュニケーションが重要になります。Webディレクションにおけるクライアントとの打ち合わせは、Webサイト成功のための戦略を策定する上で必要不可欠なプロセスです。

クライアントとの打ち合わせでは、ウェブサイトの目的やターゲットオーディエンス、ブランディング戦略、コンテンツ戦略などを確認し、クライアントのビジョンを理解した上で戦略を策定する必要があります。クライアントの期待に応えるためには、クライアントのビジネスや業界について深く理解することが重要です。打ち合わせの過程でクライアントとの信頼関係を築くことができれば、より効果的なWebサイトの開発が可能となります。

チームのマネジメント

上記の開発の話でも触れましたが、Webディレクターは多くの場合、Webサイトの開発に関わるチームを指揮します。Webディレクターは、開発チームのリーダーとして、チームの仕事を調整し、チームメンバーが彼らの役割を果たせるように支援します。また、プロジェクトマネジメント、予算管理、スケジュール管理などのタスクを行う必要もあります。

まとめ

以上が、Webディレクションの主な内容になります。Webディレクターは、Webサイトの開発と管理において、多くの役割を担います。Webサイトが目的を果たし、成功するために必要な戦略、設計、開発、メンテナンス、マーケティング、アクセシビリティの要素を全て組み合わせていく必要があり、スキルが求められる仕事です。

DeBoではこの幅広いWebディレクションについて、制作の時系列に合わせた全6回の講座で丁寧に説明しています。Webディレクターに興味があるけれど、未経験で不安という方にお勧めの講座です。気になる方は無料体験講座もありませので、ぜひご検討ください!
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過去に働きながらオンラインスクールでWebディレクターの勉強をし、現在は新米Webディレクターとして切磋琢磨中です! 日々の業務のなか、Webディレクターとしての気づいたことや情報共有をしていきます!

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